子どもの英語力向上を目指して、オンライン英会話を始める家庭が増えています。筆者も子どもに1年間オンライン英会話を続けさせてみた結果、どのような変化があったのか?
この記事では、実際にオンライン英会話を1年間経験した子どもの成長や効果、感じた課題について詳しくお伝えします。オンライン学習を検討している方や、効果が気になる方の参考になるはずです。
オンライン英会話を始めたきっかけ
オンライン英会話を始めた理由は、英語教育の重要性がますます高まる中、早い段階で英語に触れさせたいという思いからでした。
特にオンライン英会話は、ネイティブ講師とのマンツーマンレッスンが手軽に受けられ、通学の手間がないため、家庭のスケジュールに柔軟に対応できる点が魅力でした。また、子どもが自然な発音や会話に触れることができるため、英語に対する抵抗感が減るのではないかと期待していました。
初期の反応:子どものモチベーションや授業の感想
最初の数回のレッスンでは、子どもは少し緊張していましたが、講師が優しく対応してくれたおかげで、すぐに慣れていきました。
子どもにとって、パソコンやタブレットを使ったレッスン自体が新鮮で、楽しい経験だったようです。レッスンの内容はゲームや歌を交えたものが多く、初期段階では英語があまりわからなくても、楽しみながら参加することができました。
3ヶ月後の成果と変化:リスニング力の向上
3ヶ月が経過する頃には、リスニング力が明らかに向上しているのを感じました。日常生活の中で、簡単な英語の指示やフレーズを理解できるようになり、例えばアニメや洋楽を聴いている時に「今の英語、わかったよ!」と自信を持って言う場面が増えてきました。
リスニング力の向上は、特にネイティブスピーカーの講師とのやり取りを通じて、自然な英語のスピードや発音に慣れた結果だと思います。
子どもが耳から英語に触れる時間が増えることで、英語に対する抵抗感が減り、少しずつ「聞き取れる」という自信が育っていきました。
6ヶ月後:会話力の向上と課題
オンライン英会話を始めて半年が過ぎた頃、会話力も少しずつ向上していることが実感できました。
初期には受け身だった子どもが、少しずつ自分から英語で質問をしたり、講師と簡単な会話を楽しんだりするようになりました。英語でのやり取りに抵抗感がなくなり、楽しみながら話す姿が見られるようになったのは大きな成果です。
1年後の結果:英語に対する意識と習慣の変化
1年間オンライン英会話を続けた結果、最も大きな変化は「英語を使うことへの抵抗感がなくなったこと」です。
子どもにとって、英語は日常の一部となり、英語で話すことが特別なことではなくなりました。例えば、外国の友達と話したり、旅行先で英語を使ったりする場面で、積極的にコミュニケーションを取る姿が見られるようになりました。
また、英語学習が自然な習慣として定着した点も大きな成果です。毎日決まった時間にオンラインレッスンを受けることで、子どもは「学び続ける姿勢」を身につけました。英語だけでなく、他の勉強や習い事にも集中して取り組む姿勢が育ったことは、親としても非常に嬉しいことでした。
オンライン英会話のメリットとデメリット
メリット
- 手軽に続けられる:自宅で受けられるため、移動時間や準備の手間が省け、継続しやすいです。
- ネイティブ講師とのレッスン:生の英語に触れることで、自然なリスニング力や発音が身につきます。
- 子どものモチベーションを維持しやすい:ゲーム感覚の授業や、画面を通じた新しい学び方が刺激的で、楽しんで学べます。
デメリット
- 文法や単語の基礎が弱くなる可能性:会話重視のレッスンが多いため、正確な文法や単語の習得が疎かになりがちです。
- 集中力の維持が課題:長時間のオンラインレッスンでは、特に幼児の場合、集中力が切れてしまうことがありました。
- 講師との相性問題:毎回同じ講師でない場合、子どもが緊張してしまったり、講師との相性によってはうまくレッスンが進まないこともあります。
まとめ:子どもにとってオンライン英会話はどうだったか?
1年間のオンライン英会話を通じて、子どもはリスニング力や会話力を飛躍的に向上させ、英語を話すことに対する自信を持つようになりました。
特にネイティブ講師とのやり取りは、英語を日常の一部として受け入れるきっかけとなり、英語学習への意欲を引き出す効果がありました。一方で、文法や語彙の基礎をしっかりと補強するためには、別の教材やサポートも必要だと感じました。
オンライン英会話は、子どもに英語を楽しんで学ばせるには非常に効果的な手段です。長期的に続けることで、英語に対する抵抗感をなくし、自信をつけることができるでしょう。
ただし、基礎的な学習が不足しがちなため、バランスよく学習を進めるための工夫も必要です。